これからの英語教育【中学校編】〜EN様セミナーに参加して〜
本日はエデュケーショナルネットワーク様主催のセミナーに参加して来ました。
初めて赤坂に行き、赤坂サカスなるものを初めてこの目で拝みました(笑)
心無しか、赤坂にいる女性は皆さんお綺麗でした。
そんなことはさておき、やはり有識者の方々のお話は非常に勉強になります。
今日1番驚いたのは、
①中学3年生の英検3級取得率
②高校生の英検準2級取得率
③教員の方々の英検準1級取得率
上記全てで、
福井県が断トツで全国1位であるということです。
ちなみにそれぞれ60%くらいだそうです。
実際そこには、英検取得者への高校入試での加点を実施したというオチがありますが、どうやら、教員の方々の英検準1級取得率と、生徒たちの英検取得率には因果関係がありそうな感じでした。
ちなみに、
中学校英語教員の英検準1級取得率は全国で33.6%
だそうです。
英検で全てが測れるわけではないことは重々承知ですが、それにしても中学校教員の準1級取得率はあまりに低い気がします。(かくいう私も英検は2級までしか取っていませんが笑)
新たな外国語教育では、中学生の必要語彙数が現在の1200語から、なんと2200〜2500語(小学校で600〜700語+中学校で1600〜1800語)と、倍増します。
また、文法では、仮定法や原型不定詞が中学校に降りてきます。
これまでも、1/4の中学1年生が、中1後半(3単現のsや進行形、過去形)でつまずいてきたものを、更に負担が増し、それを1/3しか英検準1級を持っていない教員に指導させる…。
これは完全に塾の出番です。
今以上に塾が必要な子供達で溢れるはずです。
しかし、塾でも人手不足の今、学校で置いてきぼりをくらった子供達の対応をしていくことは難しいと思います。
そこで登場するのが、AI等のデジタル教材ですね。これからの塾はICT教材をいかに上手く活用するか、ここに成功のカギがあると共に、子供達のためにも、学校・塾の壁を取っ払って、子供達のためにより良い教育を提供できるようになってほしいと思います。